中古住宅の耐震性をチェックする方法と対策
◆ 中古住宅の耐震性とは?
耐震性とは、建物が地震の揺れに対してどれだけ耐えられるかを示す指標があります。
日本では、1981年6月(1978年(昭和53年)に発生した宮城県沖地震を契機に改正されから耐震基準が改定されました)それ以前に建てられた住宅は現在の基準に比べて耐震性が劣る場合があります。
中古住宅の耐震性を評価するためには、いくつかのチェックポイントを紹介します。
◆耐震基準の確認
- 耐震基準の改定: 日本の耐震基準は1971年と1981年に大幅に改定されました。1981年以降に建てられた住宅は最新の基準を満たしているため、比較的安心ですが、それ以前の建物は基準に達していない可能性もあります。
- 建築年の確認: 中古住宅の建築年を確認し、その年の耐震基準を把握することで、ある程度の目安となります。
◆ 耐震診断と耐震補強
- 耐震診断: どうしても不安な場合は、専門の耐震診断士による診断を受けることをお勧めします。弊社でも提携先をご紹介し、建物の構造や耐震性能を評価し、必要な補強方法を提案しています
- 耐震補強: 耐震診断の結果に基づき、必要な耐震補強を行います。補強方法には、耐震壁の追加、基礎の補強、柱や梁の強化などがありますが、経験のある建築会社で行わなければ適切な工事が行われないこともあります。
◆ 住宅の構造的なチェックポイント
- 基礎の状態: 基礎がしっかりしているか、ひび割れや沈下がないかを確認。
- 構造材の状態: 木材や鉄筋の腐食や劣化がないかを調査。
- 接合部の確認: 柱と梁の接合部が適切に固定されているかどうかを確認します。 地域の地震リスクを考慮
- 地震リスクの確認: 住んでいる地域の地震リスクを調べることも大切です。地震リスクが高い地域では、さらに厳重な耐震対策が求められることがあります。
◆ 改修やリフォームの際の注意点
- 耐震リフォーム: リフォームを行う際には、耐震性を考慮して設計することが重要です。
- 例えば、間取り変更や増築を行う際には、耐震性を確保するための対策を講じましょう。
- 施工に責任を持てる会社で行うことが最も重要です
◆ 助成金や補助金の活用
- 補助金制度: 一部の自治体では、耐震補強工事に対して助成金や補助金を提供しています。これを利用することで、費用を抑えつつ耐震性を向上させることができます。
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