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建物の耐震補強の方法と、リフォーム詐欺【福山市でもありました】

こんにちは!

バズまるくんです(^_-)-☆

本日は、建物耐震補強と、リフォーム詐欺についてのお話です。

 


耐震補強は、建物が地震の際に受ける被害を軽減するために行う対策です。

耐震補強の目的は、地震による揺れに対して建物の構造を強化し、倒壊や大きな損傷を防ぐことです。

耐震補強の方法にはいくつかありますが、主なものとしては以下のようなものがあります

 


◆ 耐震壁の設置: 建物の壁に耐震性能を持たせるための補強材を取り付ける方法です。特に外周部に耐震壁を加えることで、建物全体の強度を高めます。

◆ 制震装置の導入: 地震の揺れを吸収する装置を建物に取り付ける方法です。制震装置にはダンパーやオイルダンパーなどがあり、地震の振動を抑える役割を果たします。

◆ 免震装置の設置: 建物と基礎の間に免震装置を設置することで、地震のエネルギーを建物に伝えにくくする方法です。これにより、建物の揺れを大幅に減少させることができます。

◆ 基礎の強化: 建物の基礎部分を強化することで、地震の力に耐えられるようにする方法です。基礎の補強には、杭を打つ、基礎のサイズを大きくする、補強材を追加するなどの方法があります。

◆ 耐震補強材の使用: 柱や梁に耐震補強材を取り付けることで、建物の構造を強化します。これには鋼製の補強材や炭素繊維製の補強材などが使用されます。

耐震補強を行うことで、建物の安全性が大幅に向上し、地震発生時の被害を最小限に抑えることができます。具体的な補強方法は、建物の構造や状況に応じて適切なものを選択する必要があります。

 

耐震補強の方について、もう少し詳しく説明します。

耐震補強の種類には、主に以下のような方法があります。

これらはそれぞれの建物の特性や必要性に応じて選ばれます。

 


1. 耐震壁(耐震パネル)の設置

耐震壁は、建物の壁に取り付けて耐震性能を向上させる方法です。これには以下のような種類があります:

鉄筋コンクリート壁: 強固なコンクリート製の壁で、建物の強度を大幅に向上させます。

耐震パネル: 軽量で施工が比較的容易なパネルを使って補強します。

 

2. 制震装置の導入

制震装置は、地震の振動を吸収して建物の揺れを減少させる装置です。主なものには:

・オイルダンパー: 油の粘性を利用して振動エネルギーを吸収します。

・摩擦ダンパー: 摩擦の力を利用して振動を抑える装置です。

・ゴムダンパー: 弾性のあるゴムを使用して振動を抑える方法です。

 

3. 免震装置の設置

免震装置は、建物と基礎の間に設置して地震のエネルギーを建物に伝えにくくする装置です。主なものには:

・免震ゴム: ゴムと鋼板を使って振動を隔離する装置です。

・積層ゴム: ゴムと鋼板を交互に積み重ねた装置で、地震のエネルギーを効果的に吸収します。

 

4. 基礎の強化

基礎部分の強化は、建物の土台を強化して地震に対する耐性を向上させる方法です。主な方法には:

・杭打ち: 深い地下層に杭を打ち込むことで、地盤の強度を向上させます。

・ベタ基礎: 広い面積で基礎を作り、地震の力を分散します。

・基礎補強材の追加: 既存の基礎に補強材を追加して強化します。

 

5. 構造材の補強

柱や梁などの構造材を補強する方法です。主な方法には:

・鋼製補強材: 鉄鋼製の補強材を取り付けることで、構造材の強度を向上させます。

・炭素繊維補強: 炭素繊維を使用して構造材の強度を高める方法です。

 

6. 外部補強

建物の外側から補強を行う方法で、特に高層建物や歴史的な建物に使われることが多いです。

主な方法には

・外部支持構造: 建物の外側に追加の構造を設けて耐震性を向上させます。

・シースリング(帯筋): 建物の周りに帯筋を設けることで、全体の強度を増します。

これらの方法は、建物の種類や状態、使用目的に応じて適切に選択され、組み合わせて使用されることが多いです。

専門家の診断と設計に基づいて、最適な耐震補強を行うことが重要です。

 

耐震リフォームに関する詐欺やトラブルは、特に重要な問題です。

地震対策は安全性を確保するために非常に重要ですが、詐欺的な業者がいることもあるため、慎重な対応が必要です。

以下は、耐震リフォームに関連する詐欺やトラブルの事例、対策についてです。

【詐欺の具体例】

虚偽の報告

業者が建物の状態や耐震性能について虚偽の報告を行い、高額なリフォームを提案するケースです。実際には必要ない工事を勧められることがあります。

過剰な見積もり

必要以上の費用を請求する業者がいます。過剰な見積もりを出し、実際には不必要な工事や材料を含めることがあります。

不適切な工事

短期間で安価な工事を行い、耐震性能が実際には改善されていないケースです。

安価に見せかけて手抜き工事を行うことがあります。

契約後の逃げ

契約を結んだ後に連絡が取れなくなり、工事が完了しない、または中途半端に終わるケースです。

事前にトラブルが予見できる場合もあります。

偽の認証

耐震リフォーム業者が偽の資格や認証を持っていると偽って、信頼性を高めるケースです。

実際には資格や認証が無い場合があります。

 


【対策と予防】

信頼できる業者の選定

業者を選ぶ際は、信頼性のある業者を選び、複数の業者から見積もりを取得して比較することが大切です。

口コミや評判、過去の実績も確認しましょう。

契約内容の確認

契約書をよく確認し、工事内容や費用、工期などが明確に記載されていることを確認します。

疑問点があれば、事前に質問し、納得した上で契約を結びます。

証拠の保存

見積もりや契約書、工事の進行状況を記録し、必要に応じて証拠として保管します。

これにより、後から問題が発生した場合の対策が容易になります。

適正な工事の確認

工事が適切に行われているか、定期的に確認し、必要に応じて第三者の専門家にチェックを依頼することも有効です。

地域の相談窓口を利用

地域の消費者センターや建築士会などで相談を行い、適切なアドバイスや対応を受けることができます。

問題が発生した際には、早めに相談することが重要です。

 

【実際の事例】

過去には、日本国内でも耐震リフォームを巡る詐欺事件が報告されています。

例えば、以下のようなケースがあります

2018年の事例: 東京都内で、耐震リフォームの名目で高額な工事費用を請求し、実際には施工が行われなかったという詐欺事件が発生しました。

業者は偽の認証を提示していました。

2021年の事例: 関西地方で、耐震工事を行うと偽って、実際には工事が施されず、消費者が多額の費用を支払わされるトラブルが発生しました。

大きな事件には発展していませんが、福山市でも実際に経験した例です。

1:飛込で訪問されて、外部の配管洗浄を1万円で行うと言い、実際に配管洗浄(本当に高圧洗浄機を用いたのかは不明)を行いました。

2:後日、洗浄した配管が詰まっていないか、床下の配管を確認させてほしいと業者が訪問してきました。

しかし。実際に床下に潜っても配管が詰まっていることは分かりません。そのような確認方法は無い

3:配管は問題なかったが、床下にシロアリがいるので、防蟻工事をした方が良いと、床下の写真をデジカメ越しに見せてきました。

その場では、ご主人様が留守にされていたので帰ってもらったそうです。

(その画像は渡してもらえないみたいです)

こちらのお客様は、2年前に全面リフォームを行っており、専門のシロアリ業者の10年保証も受けていたので、おかしいと思い、私共に連絡をいただきました。

それから、当時のシロアリ業者さんを呼んで実際に見たところ、

「異常なし」 

想像通りの結果でした。

その金額は、通常かかる金額のはるかに高額です。

散布費用と、意味の分からない床下補修工事が入っていました。

「シロアリが原因で腐っているので、床下の木材を交換します」と言われたそうです。

家を浮かせることが出来るのか??

怒りを超えて、笑ってしまうぐらい、無理な話です。

2年前に大引きと言われる床の骨組みから交換し、防蟻処理も行っているのに、

「腐る?」

シロアリでは腐りません。

湿気が多く、腐った状態の所にシロアリがいることはあります。

専門家であれば、シロアリが原因で腐るという発言にはなりません。

リフォーム詐欺のパターンかなと思いました。

このご相談を実際に受けましたので、即座に断っていただき、

弊社によって、再度点検に入り、写真とともにお渡しして、工事の必要が無いことに、ご納得いただき事なきを得ました。

最初のハードルを低く設定して、お客様との距離を縮めて行きます。

不安を煽って、「今なら施工の予定が取れるからと早くしてください」と言って、高額な工事に結び付ける。

冷静になればわかりますが、実際に言われてしまうと、分からないときもあると思います。

これらの事例は一部に過ぎず、耐震リフォームを行う際には慎重な対応が求められます。

詐欺やトラブルに巻き込まれないよう、信頼できる業者と適切な手続きでリフォームを行うことが大切です。

 

弊社では、そういった事に対応するためにも、実際にご相談を受けていますので、

福山、尾道で、リフォーム相談は、無料で行っており、工事にかかるまでお金はかかりません。

安心してご相談ください。

 

 

 

 

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